川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

受験 89 円珍

昨夜は、美味しい肉じゃがをいっぱい食べました。体重が目標達成したので久しぶりに食べたのですが、ちょっとだけ不安でした。今日は荒れ模様の天気なのでバイクを漕ぎました。嫁さんは「ねぎ坊主のあさたろう」を持って、小学校に読み聞かせに行きました。 

「日本史1200人」の第89番の円珍(814〜891)です。

現在の香川県に生まれ、15歳で比叡山に登り最澄の弟子・義真に師事する。845年、役行者の後を慕い、大峯山葛城山熊野三山を巡礼し、修験道の発展に寄与する。853年、新羅商人の船で入唐し、858年、唐商人の船で帰国する。868年、延暦寺第5代座主となり、園城寺を賜り伝法灌頂の道場とした。円珍は頭頂が尖り卵型を呈する独特の風貌であり、左道密教では未来を予知できる能力を備えるとされ、非常に崇められた。

「受験して山一ぱいの阿闍梨かな 円珍 に感じて」

受験が2月の季語です。伝法灌頂とは阿闍梨という指導者の位を授ける儀式で、大日如来の秘法を授ける儀式でもあるそうです。灌頂を受けるためには、超難しい受験があり、年1人位が合格するのかなと思っていました。でも、ユーチューブで見ると、一つのお寺でもいっぱい居るんですねェ〜。「山一ぱい」は夏目漱石の俳句を真似ました。

習字は、「受験して」は簡単な試験のように、「山一ぱいの」はおおらかに、「阿闍梨かな」はチョッと偉そうに、というつもりで書きました。


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