川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

すき焼 183 ダルタニャン

 朝、善福寺川沿いを走って来ました。明日から入院で、当分お別れと思い、何となく道に感謝しながら走って来ました。

183 ダルタニャン(1615?〜1673)

フランス、騎士。パリの銃士隊から、181マザランの腹心となり、その後銃士隊長となった。デュマ作「三銃士」の主人公のモデルとして有名である。実際の活躍は歴史に名前を残すほどではないが、財務官・大蔵卿ニコラ・フーケの逮捕命令を執行した。1664年、護送中にフーケの妻子を発見するが、ダルタニャンは「馬車を止めてはならない」との命令を受けていた。そこで部下に馬車をもっとゆっくり走らせるように指示をし、フーケは数年ぶりに妻子と抱擁する時間を得たという。この後も順調に出世を重ね、総督に就任しているが仏蘭戦争で頭に被弾し戦死した。

「些事善事すき焼にして三銃士 ダルタニャン に 端遊」

すき焼が11月の季語です。冬の鍋の一つですが牛肉が入ります。デュマはどんな牛肉を入れたかな・・・デュマのダルタニャンは、鷲鼻で浅黒く、髪は苦労を重ねたためか40歳の時点で半白、50歳を超えると灰色になります。女性にはそれなり以上にはもてますが、若い頃の失敗もあったためか結婚はせず、子供ももうけていません。

習字は、「些事善事」はサラリと、「すき焼にして」は楽しく、「三銃士」は朗らかに、というつもりで書きました。


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