川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

豆撒 245 カルロス2世

朝、雨が降っていたのでバイクを漕ぎました。シャワーを浴びて体重を測ったら54.7kgと、先週より0.2kg増えていました。

「世界史1200人」245 カルロス2世(1661〜1700)

スペイン王、フェリペ4世の子。カルロス2世はスペイン王であると共にナポリ王国シチリア王国などの南イタリアのほぼ全土の王であった。スペインの海外領土であるフィリピンやメキシコにも勢力を及ぼした。彼の出生を国民は喜んだが、病弱で「呪いをかけられたため」とカルロス自身もそう思っていた。現在では、何重にも繰り返した近親婚によるものと考えられている。幼少期は動物のようで教育を受けることも困難であり、4歳で即位したがオーストリア出身の母が摂政となった。

「豆撒で消えろ呪いめ僕は王 カルロス2世 に 端遊」

豆撒が2月の季語です。呪いを鬼に掛けました・・・当時のスペイン経済は停滞しており、土地も痩せていたために飢饉も頻発していました。遺言で後継にルイ14世の孫を指名しましたが、それに異を唱えるオーストリアなどとのスペイン継承戦争へ発展しました。

習字は、「豆撒で」はサラリと、「消えろ呪いめ」は強く大胆に、「僕は王」は弱く、というつもりで書きました。「消えろ呪いめ」は消しゴムを撒いて、参考にしました。


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