川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

種を蒔く 263 ドミニコ

朝、一人で海沿いを走って来ました。久しぶりの友が、牛を「修行に出す」と港に送りに来ていました。

263 ドミニコ(1170〜1221)

スペイン・聖職者。バレンシアの神学校で学んだ後、司祭としてローマに赴任した。意欲に燃えて伝道を教皇に申し出て、異端者のはびこる地方に送られ、熱情と厳格主義が必要と悟り、清貧の生活に入った。南フランス、スペインを旅して説教してまわり、回心する者はたちまち増えた。同時に共感する者たちも集まるようになり、1216年にドミニコ会(説教者兄弟会)を結成した。生涯真理を求め、説教はその真理に基づいていたと伝えられている。その生活は大変貧しかったという。

「ドミニッコニコニコの歌種を蒔く ドミニコ に 端遊」

種を蒔くが3月の季語です。布教に掛けました。で、「ドミニク」の歌い出しを思い出しました・・・教団は各国に広まり、イギリスでは「黒衣の修道士」と呼ばれました。三度司教になるよう勧められましたが、司祭のままに死去し、死後に列聖されました。

習字は、「ドミニッコ」は元気に、「ニコニコの歌」は明るく、「種を蒔く」はトボケて、というつもりで書きました。


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