川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

蛍火 333 ヒルデガルト

朝、善福寺川沿いを走ってきました。帰ってからカンディンスキーの絵をみていたのですが、どう感じて良いかわかりません。凡人には解説が必要だなと思いました。でも、自分の心象風景を描けたら楽しいだろうな~

「世界史1200人」333 ヒルデガルト(1098〜1179)

ドイツ・ベネディクト会系女子修道院長。神秘家であり、40歳頃に「生ける光の影」の幻視体験をし、女預言者とみなされた。50歳頃、自分の女子修道院を作り、自己体験を書と絵に残した。医学・薬草学に強く、ドイツ薬草学の祖とされる。彼女の薬草学の書は、第二次世界大戦時に再発見された。宗教劇の作家・伝記作家・言語学者・詩人でもある。作曲した典礼劇「諸徳目の秩序」は、女性作者の知られた劇としては最も古い。中世ヨーロッパ最大の賢女とも言われる。

「蛍火に神を見たわ!と大賢女 ヒルデガルト に 端遊」

蛍火が6月の季語です。ホタルの放つ光です。幻視体験は正常な状態で生じ、周囲の状況も知覚しているそうです・・・ヒルデガルトの生誕900年となる1998年頃より、ヒルデガルトの料理レシピを紹介する書籍が出版され、ヨーロッパを中心に健康料理家として注目を集めました。

習字は、「蛍火に」は弱く、「神を見たわ!と」は大胆に、「大賢女」は堅く、というつもりで書きました。


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