川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

女郎蜘蛛 343 エカチェリーナ2世

朝、隣町のランが休みになったので、近くの海沿いを走ろうと外に出たら、風雨が強いので家でバイクを漕ぎました。久しぶりに濃いだら、すごく長く感じました。30分を25分にしようかな・・・

「世界史1200人」343 エカチェリーナ2世(1729〜1796)

ロシア皇帝。ドイツの小貴族の娘で、ピョートル1世の孫のピョートル3世に嫁いだが、夫は無能でエカチェリーナに人望が集まったため、近衛兵と手を結びクーデターを敢行し、夫を廃位・幽閉(まもなく死亡)した。啓蒙専制君主として内政・外交に手腕を発揮した。特に、オスマン帝国との2度の戦争で黒海沿岸にも領土を広げ、南下政策の足がかりを作った。また、西方ではプロセインとの友好関係を利用してポーランドを消滅させた。広大な領土には有能な人材を送り込んで、地方分権化を実現した。

「女郎蜘蛛夫に領土愛人ね エカチェリーナ2世 に 端遊」

女郎蜘蛛(ジョロウグモ)が6月の季語です。大きな網を張る蜘蛛です。みんな絡め取ったかな・・・エカチェリーナには10人を超える愛人がいました。その中の一人が戦艦の名称にもなっているポチョムキンで、粉骨砕身女王のために働いたといいます。

習字は、「女郎蜘蛛」は強く大胆に、「夫に領土愛人ね」は弱く、というつもりで書きました。


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