川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

蟻 342 カール12世

朝、海沿いを走ってきました。今日から目覚ましをかけて5時半に起き、島の日常生活にしようと思います。

「世界史1200人」342 カール12世(1687〜1718)

スウェーデン国王。バルト帝国に君臨し、ロシアのピョートル1世の好敵手として知られる。何倍もの数のロシア軍をたびたび、それも前線で指揮をとり打ち破っている。彼が陣頭指揮を執ったのは「平凡な一般スウェーデン人を勇敢に戦わせ、勝利する為には前線に出るより他ない」と考えていたからである。多くの場合、彼の指揮する軍兵は普通の農民であり、突撃を忌避する事もあった。彼自身リスクを承知していたが、軍の内情を考えればこれしかないと語っていた。北方戦争の後期に流れ弾に当たって落命し、やがてスウェーデンも大国の地位から転落した。

「百姓も兵隊蟻ぞ!去れロシア カール12世 に 端遊」

蟻が6月の季語です。蟻には蟻の戦い方があったかな・・・クラウゼヴィッツは、カール12世は天才と呼ぶに値しないが、兵学的見地からはナポレオンの先駆者であるとも評価しました。

習字は、「百姓も」は弱く、「兵隊蟻ぞ!」は強く、「去れロシア」はそれなりに、というつもりで書きました。


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