朝、隣町に行き、二人でいつものコースを走り、楽しくおしゃべりして来ました。台湾有事について話し合って来ました。
「世界史1200人」398 サリエリ(1750〜1825)
イタリア、作曲家。神聖ローマ皇帝・オーストリア皇帝に仕える宮廷楽長としてヨーロッパ楽壇の頂点に立った。しかしモーツァルトと対立したことで有名であり、1820年代のウィーンでは、モーツァルトから盗作したり、毒殺しようとしたとするスキャンダルが起こった。ただし、これらは何ひとつ立証されてはいない。ただ、身に覚えの無い噂に心を痛めていたらしく、弟子に無実を訴えたところ、かえって疑念を呼び、日記に「モーツァルトを毒殺したに違いない」と書かれてしまう結果になる。
「螽斯罪な噂にギーチョンね サリエリ に 端遊」
螽斯(キリギリス)が9月の季語です。ギーチョンと鳴きます。螽斯は「バイオリンの楽長」を、ギーチョンは「ギロチンでチョン」を連想します・・・サリエリはベートーヴェン、シューベルト、リストらを育てた名教育家でもありました。また、ウィーンでは作曲家として名声を博しました。21世紀に入ってからは再評価の動きもあり、生地で音楽祭が毎年開催されています。
習字は、「螽斯」は悲しく、「罪な噂に」はすまして、「ギーチョンね」はそれなりに、というつもりで書きました。