川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

ちんちろりん 397 ハイドン

朝、海沿いを走ってきました。台湾有事の際の避難について、考えながら走っていたら、あっという間でした。

「世界史1200人」397 ハイドン(1732〜1809)

オーストリア、作曲家。数多くの交響曲弦楽四重奏曲を作曲し、交響曲の父、弦楽四重奏曲の父と呼ばれている。父は車大工、母も料理女だったが、6歳の時に才能を認められ、ウィーンで聖歌隊の一員として9年間働いた。生涯の大半はエステルハージ家に仕えていて世間とは隔絶し、ほかの音楽家との交流などがあまり無かったため、徐々に独創的な音楽家になっていった。50歳の頃にモーツァルトと親しくなり、60歳の頃にはベートーヴェンに会い、弟子としてウィーンに来られるよう約束している。

「出離してちんちろりんの四重奏 ハイドン に 端遊」

ちんちろりんが9月の季語です。ちんちろりんと鳴く松虫のことです。出離(シュツリ)すれば(煩わしい世間を離れること)、ちんちろりんの四重奏もありかな・・・ハイドンはナポレオンによる占領下のウィーンで死去しました。埋葬については奇怪な話があります。頭の部分だけが約150年間切り離されていたというものです。骨相学の信奉者が「ハイドンの頭蓋骨には音楽丘の隆起が見られた」などとする論文を発表していました。

習字は、「出離して」はサラリと、「ちんちろりんの」はにぎやかに、「四重奏」は楽しく、というつもりで書きました。


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