川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

秋の蝶 399 ベートーヴェン

朝、海沿いを走ってきました。シャワーを浴びてから、排水口の掃除をして、東京行きの準備は着々です。

「世界史1200人」399  ベートーヴェン(1770〜1827)

ドイツ、作曲家。父からスパルタ教育を受け12歳で宮廷オルガン奏者となった。ピアニスト・作曲家として活躍していくかと思われた矢先の26歳で難聴を発症した。絶望の淵に沈むが、歯で咥えた棒をピアノに押し当て骨振動を聞くなどして、逆境に立ち向かった。34歳からの10年間の作品は「傑作の森」と呼ばれている。娯楽としての音楽から、訴えかけるものをもった芸術へと高め、楽聖と評価された。一方で20〜30代でピアニストとして一世を風靡していたころは大変なプレイボーイであり、多くの女性との交際があった。

「秋の蝶歓喜!絶望!運命じゃ ベートーヴェン に 端遊」

秋の蝶が9月の季語です。美しく飛び回った蝶も力尽きます。プレイボーイは難聴になりますが、これを曲にしたのかな・・・ベートーヴェンは熱い共和主義者で、1歳年上のナポレオンに捧げる交響曲ボナパルト」を創作していましたが、皇帝になると「俗物め!」と叫び、曲名を「英雄」として献上を取りやめました。

習字は、「秋の蝶」は寂しく、「歓喜!絶望!」はそれなりに、「運命じゃ!」はすまして、というつもりで書きました。


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