川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

トンボ 402 ニュートン

昨日は、昼はワイン、夜はビールと豪遊しました。で、今日の朝はランを休もうかと思ったのですが、ゆっくり走ってきました。

「世界史1200人」402 ニュートン(1643〜1727)

イギリス、物理学者・数学者・天文学者。未熟児で生まれ、祖母とふたりの孤独な生活を送り、内向的な少年に成長した。ケンブリッジ大学卒業の年、ペストが大流行したため故郷に帰った。ここで思索の期間を得て「万有引力の法則」「微分積分法」「光の分析」の3大発見の着想を得たが、議論嫌いの彼は発表を控えた。後に天文学者ハレーの強い勧めで、44歳のニュートンはようやく一連の研究を「プリンキピア」にまとめた。これが理論物理学の幕開けであった。その後、ニュートンは国会議員・造幣局長官などを歴任し、錬金術にも手を出したが、良好な人間関係を築けぬまま、独身で一生を終えた。

「トンボさえ引き合っている万有か ニュートン に 端遊」

トンボが9月の季語です。独特の交尾の姿です。「万有か」はニュートンの独り言です・・・「リンゴの落下を見て万有引力を発見した」とよくいわれますが、引力はガリレオの時代から分かっていました。ミクロの世界にも宇宙にも共通する「万物が引き合う法則」を数式化したことがニュートンの発見です。

習字は、「トンボさえ」はサラリと、「引き合っている」はそれなりに、「万有か」は大胆に、というつもりで書きました。


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