朝、善福寺川沿いを走ってきました。走りやすい気候ですが疲れるのは、歳をとったせいかな・・・
「世界史1200人」403 ケプラー(1571〜1630)
ドイツ、天文学者。居酒屋の長男に生まれ、4歳のとき天然痘に患い視力を落とした。大学では哲学・神学を学んだが、コペルニクスの地動説にひかれ、天体の研究を始めた。25歳で「宇宙論の神秘」を出版し、ガリレオや天文学者のブラーエの知己を得た。ブラーエの死後、宮廷学者の地位を引き継ぎ、残された膨大な観測結果を分析・考察して、惑星の運動とその軌道を解明することに成功し「ケプラーの第1〜第3法則」としてまとめ、「新天文学」「世界の調和」に著した。これはニュートンの「万有引力の法則」発見の基礎となった。
「惑星は楕円軌道と萩も知る ケプラー に 端遊」
萩が9月の季語です。花言葉「思案・柔軟な精神」に掛けました。楕円軌道はケプラーの第1法則です・・・晩年は妻子を天然痘で失い、魔女の嫌疑をかけられた老母の放免嘆願に奔走し、雪の路上で病死しました。
習字は、「惑星は」は強く、「楕円軌道と」は楽しく、「萩も知る」はスッキリと、というつもりで書きました。