川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

春泥 447 上杉景勝

朝、雨風が強かったのでバイクを漕ぎました。シャワーを浴びて体重を測ったら54.0kgと先々週より0.8kg減っていました。画面に大きく「おめでとうございます!」と出たので何事かと思ったら目標に設定した体重ジャストでした。今日は嫁さんの合格発表の日なので、縁起が良いと思いメールしました。その後、8時49分に「合格!」と電話がありました!

「日本史1200人」447 上杉景勝(カゲカツ;1555〜1623)

山内上杉家17代目、長尾政景の次男(母は上杉謙信の姉・仙桃院)、謙信の養子、米沢藩・初代藩主。1578年に謙信が病没すると、同じ養子の上杉景虎と激しい家督争いとなったが、これに勝利した。1582年、柴田勝家に侵攻されたが本能寺の変で危機を脱した。その後は豊臣秀吉につき、朝鮮にも渡り帰国後は佐渡の金山・銀山の支配を任され五大老の一人に抜擢された。関ヶ原の戦いでは西軍につき、敗戦後は徳川家康に謝罪して、米沢30万石に減移封された。時代に翻弄されながらも一族を存続させた。極端に無口で、上杉の軍兵は無駄口ひとつつかなかったといわれる。

「春泥を黙々と行け ば米沢 上杉景勝 に 端遊」

春泥が3月の季語です。雪解けによる泥です。グチャグチャと冷たく汚く、戦場のようです・・・秀吉が諸国から大名を集めて宴会を催した際、“いたずら者”として名高い前田慶次が猿面をつけて踊り、各大名の膝に腰掛けて回りましたが、憤然とした景勝の膝には掛けられなかったといいます。

習字は、「春泥を」は強く、「黙々と行け」は我慢して、「ば米沢」はガックリして、というつもりで書きました。


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