川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

ボーナス 31 蘇我石川麻呂

昨日、島で6人目のコロナ発生が放送されました。そして、雨と風が続いています。嫁さんは小学校に習字を教えに行きました。

 今日は「日本史1200人」の第31番の蘇我石川麻呂(?〜649)です。

藤原氏の家伝によると、「剛毅果敢・威望亦た高し」と評されるが、「中大兄皇子と妻合せた長女を、一族の日向に奪われ、なすすべを知らなかった」「従兄弟の蘇我入鹿の暗殺の合図となる、朝鮮使の上表文を大極殿で読み上げたが、震えて冷や汗をかいた」とも言われる。大化の改新の後、右大臣に任命される。

「ボーナスの右大臣手に首切られ 蘇我石川麻呂 に感じて」 

ボーナスが12月の季語です。649年、異母弟の日向に石川麻呂が謀反を起こそうとしていると密告され、孝徳天皇により派遣された兵が山田寺を包囲したため、長男・妻子8人と共に自害しました。なお、この事件は中大兄皇子中臣鎌足の陰謀であったとされています。

習字は、「右大臣」が威張っているように、「首切られ」がキョトンとしてるようにと思い、書きました。


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