川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

狐 30 旻

島はずっと雨です。島に住んで17年経ちますが、12月初旬にこれだけ雨が続くのは、初めてのような気がします。

 今日は「日本史1200人」の第30番の旻(ミン ?〜653)です。

漢系渡来氏族。608年、遣隋使小野妹子に従い、24年間にわたり同地で仏教のほか易学を学び632年に帰国。蘇我入鹿藤原鎌足らに「周易」を講じた。637年に流星が現れた時には天狗の吠え声と主張し、639年に彗星が現れた時には飢饉を予告した。大化の改新の後に、高向玄理とともに国博士に任じられ、649年に高向玄理と八省百官の制を立案した。

「狐がな先端技術講義する 旻 に感じて」

狐が12月の季語です。狸でも良かったのですが・・・24年間留学した末に「天狗の吠え声ジャ」と言われては・・・ちなみに、650年に白い雉が献上されると、旻はその祥瑞を説明し、これにより白雉と改元されています。白雉(ハクチ)かな・・・

習字は、老獪な狐が、怪しげな先端技術を講義する雰囲気を表現したく書きました。「狐」の字が何度書いてもイマイチで、結局12月9日に再度書き直し、これを再アップしました。


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