川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

亀鳴いて 126 朱雀天皇

朝、ランは久しぶりに休みました。休むと、休み癖がつくのではと思っていたのですが・・・新年度からは、とにかく楽しく素直にやっていこうと思います。 

「日本史1200人」の第126番の朱雀天皇(923〜952)です。

61代天皇醍醐天皇の皇子。母后は怨霊を恐れて、3歳になるまで幾重にも張られた几帳の中で育てたという。醍醐天皇崩御後に8歳で即位する。藤原忠平が摂政・関白として補佐したが、関東における平将門の乱、瀬戸内海における藤原純友の乱(承平・天慶の乱)が起こり、政情は不安定だった。治世中はこのほかにも富士山の噴火や地震・洪水などの災害・変異が多かった。また病弱のためか入内した女御はわずか2人であり、在位中には皇子女に恵まれなかった。

「亀鳴いて乱も祟りも忘れたい 朱雀天皇 に感じて」

亀鳴いてが4月の季語です。亀は鳴かないと思います。有りえないトボケた事のように使えればと思いました。何だか不幸ばっかりなので、こんな感じに呟いたかな・・・朱雀天皇は24歳で譲位し太上天皇となります。その後、後悔して復位の祈祷をしたとも言われています。952年に出家して仁和寺に入り同年、30歳で崩御しました。

習字は、「亀鳴いて」はトボケたように、「乱も祟りも」は強く、「忘れたい」は弱く、というつもりで書きました。


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