川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

冬旱 176 マルゴ王妃

 昨日は近くの温泉ランドに行き、サウナ→お湯→休憩を3回繰り返しました。そのせいか、夜中に大トイレに行ったり、走ってはヘトヘトでした。手術前に変わったことはしない方がいいな・・・

176 マルゴ王妃(1553〜1615)

フランス王妃、マルゴはニックネーム、本名はマルグリット、父はアンリ2世。美貌の誉れ高く、求婚者が後を絶たなかったという。マルゴはギーズ公アンリとの結婚を望んでいたが、ギーズ公はカトリックだったため、母カトリーヌに反対され、ユグノーの指導者ナヴァル王アンリとの婚姻を進めた。ところが婚礼の直前、ナヴァル王の母が不審な死を遂げ、サンバルテルミの祭日には、婚礼に集まった約3000人のユグノーが虐殺され、ナヴァル王は幽閉された。マルゴは4年後に、脱出したナヴァル王と結婚したが、そこに愛はなかった。ナヴァル王はアンリ4世として即位したが、その10年後にマルゴは子どものないままに離婚した。

「美形でも愛も子も無し冬旱 マルゴ王妃 に 端遊」

冬旱(フユヒデリ)が11月の季語です。冬の旱です。男旱??のマルゴに掛けました・・・マルゴについて、アレクサンドル・デュマ歴史小説王妃マルゴ」を書きました。「バルテルミの大虐殺」「王妃マルゴ」として、過去に2度も映画化されています。

習字は、「美形でも」はスッキリと、「愛も子も無し」は弱々しく、「冬旱」は厳しく、というつもりで書きました。


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