川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

公魚(ワカサギ) 252 ルッジェーロ2世

朝、一人で海沿いを走って来ました。風が強く、海は荒れています。それに関わらずハイドンの曲は穏やかです。

「世界史1200人」252 ルッジェーロ2世(1093〜1154)

シチリア王。イスラム支配下だったシチリアを、征服したノルマン人の父の跡を継ぎ、シチリア王国を建設してイタリア半島南部のノルマン勢力を統合し地中海の支配権を握って、ヨーロッパの強国の1つとなった。ギリシアの支配も狙ったが果たせずに死亡した。宗教的に寛容で、ビザンチンイスラム・ノルマンの文化が共存する独特の文化が栄えた。

「ノルマンの地中海だぜ公魚(ワカサギ)だ ルッジェーロ2世 に 端遊」

公魚(ワカサギ)が2月の季語です。徳川家が献上された焼きワカサギを大変喜び、将軍家御用達の魚とされたことが公魚の由来です。海でも生息できます。我らは王家の御用達だ!・・・ルッジェーロは世界地図を作らせましたが、この解説の地理学書が「ルッジェーロの書」として、もっぱらイスラム教圏で広まりました。

習字は、「ノルマンの」は強く、「地中海だぜ」は楽しく、「公魚だ」は少し威張って、というつもりで書きました。公魚の回りは水紋のつもりですが、なかなか難しいです。


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