川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

雪虫 251 グスタフ

朝、一人で海沿いを走って来ました。嫁さんは後期高齢者の運転免許更新のテスト・講習に行きました。

「世界史1200人」251 グスタフ・アドルフ(1594〜1632)

スウェーデン王。スウェーデンを北欧一の強国にのし上げ「北欧の獅子」と呼ばれた。ドイツ三十年戦争ヴァレンシュタインとの戦いで戦死した。戦争に介入した理由は、一般的には新教守護のためとされるが、グスタフの理想は遥かにそれを上回るもので、スウェーデン人はゲルマン民族の大移動でヨーロッパを席巻したゴート人の末裔であるという伝承であり、ヨーロッパの支配を目論むのである。軍事的・政治的・宗教的にも重要な役割を果たし、一時的ながら三十年戦争期のドイツ・プロテスタント諸侯を統合し、盟主ともなったグスタフは、近世史に最も大きな影響を及ぼした人物の一人としても評価されている。

雪虫と?我らゴートぞ!席巻じゃ グスタフ に 端遊」

雪虫が2月の季語です。早春の雪の上に出てくるカワゲラなどの小さい虫です。席巻(セッケン)は巻くように領土を攻め取ることです・・・後年、フランス皇帝ナポレオン1世は、グスタフを歴史上の7人の英雄のうちの1人と称えています。

習字は、「雪虫と?」は弱く、「我らゴートぞ!」強く、「席巻じゃ」は大胆に、というつもりで書きました。


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