朝、善福寺川沿いを走ってきました。腕振りを少し大きめにしたら、足も上がってくれて、いい感じで走ることができました。
「世界史1200人」430 コルネイユ(1606〜1684)
フランス、古典劇作家。代表作の悲劇「ル・シッド」により名声を博した。ラシーヌ、モリエールと並び称される。初めに法職に就くが成功せず、役所に入り余暇を利用して戯曲を書いた。23歳の時に喜劇「メリット」を旅芸人一座に持って行き、それがパリで成功すると、やがて人気劇作家となった。彼の初期の喜劇は、パリっ子たちの言葉遣いやマナーを反映させていて、それまでの伝統的笑劇とはかけ離れたものだった。31歳の時に代表作「ル・シッド 」を書いた。記録的な大ヒットとなったが、劇の鉄則である「時・場・筋の三一致の法則」が守られていないと激しい批判の的となった。新しい形式の悲喜劇「ル・シッド 」は、国家が文化活動を支配しているという主張の具現化でもあった。
「ほ法則?笑う悲劇に冬近し コルネイユ に 端遊」
冬近しが10月の季語です。寒さが間近に来ています・・・批判を受けて、コルネイユは古典的なルールに細心の注意を払うことにしました。その後の「オラース」「シンナ」「ポリウクト」は「ル・シッド 」と合わせて、彼の四大悲劇と呼ばれています。
習字は、「ほ法則?」は弱く、「笑う悲劇に」はそれなりに大胆に、「冬近し」は寂しく、というつもりで書きました。