川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

自然薯 望月優子

夜中に4回吊りました、姿勢をどのようにしてもジワジワと吊ってしまいました。2日間緊張して新しいスマホと格闘したから、オジイの頭と体はコチコチになり、足に出たのかな・・・

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、俳優で参議院議員望月優子。神奈川県に未婚の母の子として生まれ、3歳で里子に出される。貧しく、女学校は1年で退学し、浅草でジャズレビューの踊り子となる。24歳の頃に結婚し演劇に転身する。戦後は映画俳優として41歳の時、「米」で農家の母の役を好演しブルーリボン主演女優賞を受賞する。54歳で参議院議員となり、沖縄返還水俣病などと関わる。

「自然薯の根深く粘る性(サガ)演ず 望月優子 に感じて 端遊」

自然薯が10月の季語です。山野に自生し、根は長く大きく成長し、とろろ汁などにします。優子は役柄から「日本のおっかさん」とも呼ばれましたが、耐える美徳ではなく、その地位からの告発を目指し、演技と信条を一致させました。


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