川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

いぬふぐり 92 藤原時平

昨日から、右足の付け根が痛く、ゆっくりしか走れなくなりました。今日の朝も同じように痛みました。帰ってシャワーを浴びて、恒例の体重測定、59.0kgと0.9kg増で目標より1.0kgオーバーです。チョッと注意しましょうというサインかな・・・ 

「日本史1200人」の第92番の藤原時平(871〜909)です。

藤原基経の長男として生まれる。父の基経は陽成天皇を廃し、光孝天皇を擁立した。16歳で元服、儀式の際に用いた冠巾は天皇の衣服であった。899年、時平は左大臣に任ぜられ、同時に菅原道真も右大臣となった。901年、道真は「宇多上皇を欺いた」「醍醐天皇の廃立を謀った」として太宰府に左遷された。時平は、菅原道真左遷の中心人物とされており、天神信仰が広まった後世の説話や芸能では讒臣・極悪人として描かれた。

「永遠のヘイトお前もいぬふぐり 藤原時平 に感じて」

いぬふぐりが2月の季語です。春先の瑠璃色の小さなかわいい花です。漢字では犬陰嚢となり、永遠の汚名という感じです。時平は道真と度々詩や贈り物を交わす関係で、道真の失脚は、単に時平の陰謀によるものではなく、低い身分から出世した道真に反感を持っていた多くの貴族層、藤原氏、源氏公卿、学者らの同意があったそうです。

習字は、「永遠の」はスッキリだけど最後の画を延ばして不気味に、「ヘイトお前も」は悲しく、「いぬふぐり」は哀れに、というつもりで書きました。昨日は練習と思ったせいか書けたのですが、朝起きて書こうとしたら気乗りせず、昨日の作を載せることにしました。川柳を作る時は気楽に考えるのですが、習字に気が入ると「自分が、いぬふぐりだったら」というようなことが妙に迫って来ます。で、本番が書けなくなったのは二度目ですが、川柳を作る時には予想できないので、まァ〜気楽にやっていくつもりです。


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