川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

蝿叩き 23 ダレイオス1世

昨夜は、全身が痒くなり眠れませんでした。痕は何もついていないし、嫁さんも同じようで不思議でした。で、朝はゆっくり海沿いを走って来ました。

 「世界史1200人」23 ダレイオス1世(前558〜前486)

カンビュセス2世の側近で後継と称する。奪取した王位を安定させるため、キュロス2世の二人の娘・殺害されたバルディヤの娘・カンビュセス2世の妻と結婚し、王家の血統の独占を図った。全土を20から29の州制として総督を派遣し、さらに「王の目」「王の耳」と呼ばれる王直属の官僚たちにその動きを監視させた。また、軍隊の迅速な移動のため「王の道」と呼ばれる道路網が整備される。さらに、度量衡統一、金貨の鋳造により大帝国の繁栄をもたらした。

「姫漁り耳目素早く蝿叩き ダレイオス1世 に 端遊」

蝿叩きが6月の季語です。王家の妻や娘を総取りして、スパイ網を巡らして「反乱を叩く」に「蝿叩き」を掛けました。ダレイオス1世は簒奪者として王位についた可能性が高く、バビロニア人等の異民族よりも、まずペルシア人の支持を勝ち取る必要があり、そのために称号は、イラン系固有の宗教に基づくものにしたと推定されています。

習字は、「姫漁り」は曲線的に強弱を付けて、「耳目素早く」は細い曲線にアクセントを付けて、「蝿叩き」は大胆に強弱を付けて、というつもりで書きました。


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