川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

仕掛け花火 327 上杉禅秀

 朝、雨が降っていたので、部屋でバイクを漕ぎました。もうすぐ70歳になるので、生活の方向がいろいろ浮かんで来ます・・・

「日本史1200人」327 上杉禅秀(?〜1417)

上総国武蔵国守護大名関東管領に就任して鎌倉公方足利持氏を補佐したが1415年には職を辞し、秘密裡に持氏を討つ準備を進めた。禅秀は持氏の叔父を擁立し、将軍・足利義持の弟とも通じ、また女婿ら関東の有力な武家と謀って鎌倉で蜂起し、一時は持氏を追い払い政権を掌握した。しかし4代将軍・足利義持は持氏を支持し、配下の武将達が次々と離反するに及んで遂に力尽き、鶴岡八幡宮で自害した(上杉禅秀の乱)。

「お秘密の仕掛け花火がドンと散る 上杉禅秀 に 端遊」

仕掛け花火が8月の季語です。禅秀の反乱(クーデター)には関東の有力大名や中小武士が加わっており、一時的とは言え鎌倉を掌握したのは禅秀だけで、敗れたとはいえその力量は評価されるものとされています。

習字は、「お秘密の」は幼く、「仕掛け花火が」はくどく、「ドンと散る」は大胆に、というつもりで書きました。


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