川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

盆踊り 331 赤松満祐

 土曜日・日曜日と久しぶりにじっくり読書しました。東京で読みたい小説家が増えたので、これからも楽しみです。今日の朝は、ランの途中から雨が強くなり帰ってきました。

「日本史1200人」331 赤松満祐(1373〜1441)

播磨・美作・備前の守護。有力守護の圧迫を強める6代将軍・足利義教に危機感を抱き、1441年に義教を自邸に招き謀殺した(嘉吉の乱)。強力な独裁者・義教を突如失って幕府は大混乱した。かたや満祐は播磨に籠もり、日夜酒宴や猿楽芸能を尽くして遊び呆けていたという。幕府軍が派遣される2ヶ月もの間、上洛して倒幕しようとしなかったのは、幕府に謀反する大名が多いと満祐が過信していたためという。2ヶ月後、山名氏ら諸将に攻められ、一族69名と切腹自殺する。

「テロリストおつむてんてん盆踊り 赤松満祐 に 端遊」

盆踊りが8月の季語です。9月10日に自害しているので盆踊りはお似合いです。満祐の過信はおつむてんてんものです・・・満祐はその背丈の低さから父と共に三尺入道などと呼ばれ、低身長症(軟骨無形成症・身長が120cm程)だった可能性もあります。そのコンプレックスから、足利義持足利義教と2代に渡って将軍に反抗したのではないかとの説もあります。

習字は、「テロリスト」は強く、「おつむてんてん」は幼く、「盆踊り」は狂ったように、というつもりで書きました。


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