川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

おでん 194 ルイ15世

2週間前の月曜日に手術をして依頼、順調に回復して今は1時間くらい歩けるようになりました。今日の朝は少し重い本の束を持って、ゴミ出しに4往復しました。

「世界史1200人」194 ルイ15世(1710〜1774)

フランス王、ルイ14世の曽孫(孫の子)。5歳で即位し、父オルレアン公が摂政になった。王妃マリー・レクザンスカとは結婚から数年間は仲睦まじかったが、王妃はほぼ毎年妊娠させられると夫婦生活を厭うようになり始め、ルイは公的愛妾を持つようになった。以後、多くの愛人を持ち最愛王と呼ばれた。数度の戦争により財政を逼迫させ、七年戦争ではアメリカ大陸の権益を失い、フランスの衰退を招き、治世の間に5回もデフォルトした。経済は破綻に瀕し、政治嫌いの小心者で放蕩に明け暮れ、「朕の後には大洪水がくるであろう(≒後は野となれ山となれ)」が、彼の晩年と将来の王政の終焉を象徴する言葉とされている。

「おでん種最愛王がつまみ食い ルイ15世 に 端遊」

おでんが11月の季語です。大根・豆腐・はんぺん・竹輪など柔らかい種で、王の愛人たちに掛けました・・・放埒なルイ15世の治世では、先王ルイ14世の圧政から解放された一面があり、言論活動が活発になり、モンテスキューヴォルテールらの啓蒙思想家が活躍しました。

習字は、「おでん種」はサラリと、「最愛王が」は楽しく、「つまみ食い」は可笑しく、というつもりで書きました。


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