川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

着ぶくれ 212 アン女王

昨夜はランの友人夫妻に退院祝をして頂きました。お酒は一杯だけにしましたが、楽しいひとときでした。今日の朝は久しぶりに海沿いのロングコースを走りました。

「世界史1200人」212 アン女王(1665〜1714)

イギリス女王、メアリ2世の妹。姉に嫡子がいなかったため女王に即位した。ウィリアム3世の対外積極政策を継続し、オランダ・オーストリアと同盟して、フランス・スペインと戦い、勝利して領土と植民地を広げた。また、フランスと北アメリカの植民地で繰り広げた「アン女王戦争」は決着がつかなかった。さらに、スコットランドを併合して、大ブリテン連合王国を成立させた。アンは肥満体質(ブランデーの飲み過ぎが原因だったと伝えられている)で、どこへ行くにも輿に乗っていたが、晩年は全く歩くことができないほど肥満が進み、宮殿内を移動するにも車椅子を使っていた。崩御後の棺桶は正方形に近いものだったという。

「着ぶくれよ!国を見てよ!と車椅子 アン女王 に 端遊」

着ぶくれが12月の季語です。女王も国も太りました・・・アンはデンマーク王室のジョージと結婚しました。夫婦仲はよく毎年のように妊娠しました(合計17回)。しかし、6回の流産と6回の死産にあい、一人の子も成人せずステュアート朝は断絶しました。

習字は、「着ぶくれよ!」は膨れたように、「国を見てよ!と」は大胆に、「車椅子」は無機的に、というつもりで書きました。


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