川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

空っ風 205 メアリ1世

朝、雨模様だったのでゆっくり起きました。外から元気なおばちゃんのおしゃべりが聞こえ、負けるなァ〜と思いました。

「世界史1200人」205 メアリ1世(1516〜1558)

イギリス女王。ヘンリ8世の最初の妃キャサリンの子で唯一成人した。メアリーが9歳になる頃には、ヘンリ8世は寵愛するアン・ブーリンと再婚するために、キャサリンとの婚姻無効を宣言しメアリーは庶子とされた。やがてアン王妃がエリザベスを産むと、アンはメアリーを強引にエリザベスの侍女の身分におとしめ、幽閉状態に置いた。アン王妃が処刑され、やがてヘンリー8世に続いてエドワード6世が逝去すると、政府は急遽メアリー王女(メアリー1世)をロンドンへ呼び戻し「イングランドで初めて広く国民に支持された女王」になった。敬虔なカトリック信者であるメアリーは父の宗教改革を覆し、イングランドカトリック世界に復帰した。さらにプロテスタントを迫害し、女性や子供を含む約300人を処刑し「血のメアリ」と呼ばれた。

「継母の空っ風キツ!血のメアリ メアリ1世 に 端遊」

空っ風が12月の季語です。冬の乾燥した冷たい風です。継母(ママハハ)アンの虐待に掛けました・・・「血のメアリ」ことメアリ1世は、若い頃から老け込み視力も弱く、先天性梅毒だったと考えられています。トマトジュースを用いたカクテル「ブラッディメアリ」は彼女の名に由来します。

習字は、「継母の」はサラリと、「空っ風キツ!」は強く、「血のメアリ」は大胆に、というつもりで書きました。


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