川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

なまはげ 216 ヘンリ2世

朝、海沿いを走って来ました。3日連続のロングランはきついのですが明日から雨が続きそうなので走りました。

「世界史1200人」216 ヘンリ2世(1133〜1189)

イギリス国王。プランタジネット朝を創始した。即位すると諸侯に命じ、城砦を破棄させ領土を返還させた。さらに、戦争で疲弊していた行政・司法・兵制を再建し、土地などの訴訟を国王裁判所に集中させた。戦闘でも勢力を広げ、当時、西欧で最も広範な領土を取得したが、実質は備わっておらず、死後「帝国」は再び分離し始めることとなった。4人の息子はヘンリ2世が愛妾を囲ったことをきっかけに反乱し、この戦いの中で陣没した。ヘンリ2世は頑丈な体躯をもち、猪首であった。また、「大食ではなく造化の間違い」でできたといわれるほどの巨腹であった。

「巨腹持ち土地妾持ちなまはげじゃ ヘンリ2世 に 端遊」

なまはげが12月の季語です。男鹿半島の行事で、鬼の面を付け子どもに親のいいつけを守るように約束させますが・・・ヘンリ2世統治のもとで、イギリス独特の議会制度で、いわば強制的自治と形容すべき、王権に直属した地方自治制度の大枠が形づくられました。イングランド王室紋章にライオンの紋章を採用したのはヘンリ2世であるといわれています。

習字は、「巨腹持ち」はデップリと、「土地妾持ち」は硬軟で、「なまはげじゃ」はコミカルに、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20221228104745j:image