川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

寒茜 235 カール7世

昨夜は足がひどく攣ったので、朝は少し遅く起きました。ランは今日から少し短く6kmを走ることにしました。帰ってシャワーを浴びて体重を測ったら54.7kgと先週より0.9kg増えていました。

「世界史1200人」235 カール7世(1697〜1745)

神聖ローマ皇帝バイエルン選帝公カール・アルブレヒト。カール6世の死後、オーストリア皇位を要求しオーストリアバイエルン戦争を起こした。神聖ローマ皇帝・カール7世として戴冠したが、ただちにハンガリー貴族の支援を得たマリア・テレジアの反撃を受けて敗れ、それまでの占領地を奪還されただけでなく、バイエルンも占領された。そのため、カール7世はフランクフルトを拠点とせざるを得なくなった。1744年にミュンヘンを奪還するが、その3か月後に失意のうちに死去した。

「皇帝ぞ女如きに寒茜 カール7世 に 端遊」

寒茜が1月の季語です。寒空に茜色の光が、闇とせめぎ合いながら消えていきます・・・カール7世はルートヴィヒ4世以来4世紀ぶりの、ヴィッテルスバッハ家の神聖ローマ皇帝(在位1742-1745)です。ローマ王としてもプファルツ系のループレヒト以来3世紀ぶり、1437年以降唯一の非ハプスブルク系の皇帝です。

習字は、「皇帝ぞ」は憎しげに、「女如きに」は大胆に、「寒茜」は寂しげに、というつもりで書きました。


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