川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

雪解 254 カジミェシュ3世

朝、一人で海沿いを走って来ました。曇りでしたが、風が弱くTシャツ短パンで走ることが出来ました。土曜日に首里城に与那国の石を送るための儀式があり、今日はその練習をしているようです。

「世界史1200人」254 カジミェシュ3世(1310〜1370)

ポーランド王。唯一大王と称される。父王を継ぐと中央集権化を図り、法典を編纂して司法制度を改革して貴族の力を弱めた。外交交渉・軍事でも成功し、領土を保全し拡張した。また、政治的・経済的な弱者である農民を手厚く保護してその生活改善に努め「農民王」とも呼ばれた。さらに西ヨーロッパで迫害されたユダヤ人を保護し、国外からの移民による植民も積極的に奨励するなどして、ポーランドは商業的にも大きく発展し大国に成長した。

「王の王ユダヤの民も雪解じゃ カジミェシュ3世 に 端遊」

雪解が2月の季語です。保護に掛けました・・・カジミェシュは史書において「木造のポーランドに現れて、煉瓦のポーランドを残して去った」と賞賛されています。

習字は、「王の王」は強く、「ユダヤの民も」は我慢しているように、「雪解じゃ」は解けるように、というつもりで書きました。


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