土曜日の午前11時頃に、顕微鏡検査結果を知りました。ステージ1・転移なし・化学療法必要なし、という最善の結果でした。そして今日、退院の予定です。感謝です。
189 フィリップ6世(1293〜1350)
フランス王、ヴァロワ朝を創始。シャルル4世が男子を残さず崩御し男系男子が途絶えたため、フィリップ3世の男系の孫として、貴族と聖職者の会議で選ばれて即位した。翌年、フランス王位候補者の一人だったイングランド王エドワード3世が、フィリップの王位を認め臣従の宣誓を行った。ところがフィリップとエドワードが互いに対立する王を保護したことを引き金に、英仏百年戦争が勃発した。経済は混乱し黒死病が流行し国内が混乱する中で崩御した。苦難の時代の王とされる。
「貴殿じゃぞ百年の冬なすり合い フィリップ6世 に 端遊」
冬が11月の季語です。フランスとイングランドの王の意地の張り合いから百年戦争が始まりました。庶民は惨めです・・・チョッと複雑ですが、百年戦争はフランス王国を治めるヴァロワ朝と、イングランド王国を治めるプランタジネット朝(およびランカスター朝)というフランス人王朝同士の争いです。この戦争を経て次第に国家・国民が形成されていきました。最後はジャンヌ・ダルクの活躍でイングランド王国がフランスから撤退しました。
習字は、「貴殿じゃぞ」はくどく、「百年の冬」は強く、「なすり合い」は幼く、というつもりで書きました。
