川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

春嵐 282 マルティン・ルター

昨日、無事に冷蔵庫を新品に変えました。少し生活が変わりそうです。今日の朝は、善福寺川沿いを走ってきました。

282 マルティン・ルター(1483〜1546)

神聖ローマ帝国(ドイツ)・聖職者・宗教改革家。ドイツの大学で文学・法学を学んだが、心境の変化により修道会に入り、神学の研究を始めて大学教授となった。教皇レオ10世がサン・ピエトロ大聖堂の修築資金のために免罪符を販売すると、ルターはこれを批判し「95カ条の論題」を公表した。グーテンベルクの改良した印刷機によりドイツ全土に流布し「宗教改革」の口火が切られた。神聖ローマ皇帝カール5世は追放刑を宣告したが、フリードリヒ3世に保護され、新約聖書のドイツ語訳を完成した。

「免罪符!撒け論題を春嵐 マルティン・ルター に 端遊」

春嵐(ハルアラシ)が4月の季語です。穏やかな風が一転して、砂塵を舞い上げるような疾風となります・・・カトリックでは、神父は妻帯禁止でしたが、ルターは結婚を肯定し、自身も6人の子をもうけました。家庭生活はルターの心の支えになったといいます。

習字は、「免罪符!」は弱く、「撒け論題を」はばら撒くように、「春嵐」はスッキリと、というつもりで書きました。


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