川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

粽 321 ドレーク

今日は雨なので、ゆっくり起きて嫁さんとおしゃべりをしていました。世の中の方向と暮らし方や、豆料理などを楽しく話しました。

「世界史1200人」321 ドレーク(1545〜1596)

イギリス・航海者。政府公認の海賊船の船長だった。エリザベス1世の特許状を得て、大西洋からマゼラン海峡を経て太平洋に進出し、スペイン植民地や船を襲って多大な財宝を奪った。 さらにインド洋から喜望峰を回って、全5隻のうちハインド号のみが帰港したが、マゼランに続く史上二番目の世界一周を達成した。エリザベス1世を含む出資者達に4700%の配当金を支払った。この収入により王室は債務を全て清算できた。ドレークは海軍中将に任命されると同時に叙勲(サーの称号)を受けた。

「二番でも配当ビッグ粽撒け ドレーク に 端遊」

粽(チマキ)が5月の季語です。端午の節句に厄除けとして食べる餅ですが、昔は祭りの景気づけにも撒きました。配当ビッグのお祝いです・・・ドレークはイングランド人には英雄とみなされますが、苦しめられたスペイン人からは、悪魔の化身であるドラゴンを指す「ドラコ」の呼び名で知られました。

習字は、「二番でも」はサラリと、「配当ビッグ」はそれなりに、「粽撒け」は大胆に、というつもりで書きました。


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