川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

ネル 320 アメリゴ

朝、善福寺川沿いを走ってきました。走る前に体操をしている時、力の抜き方が分かり、この感じで走ったら楽に走れました。

「世界史1200人」320 アメリゴ・ヴェスプッチ(1454〜1512)

イタリア・航海者・商人。アメリゴは南米探検で南緯50度まで沿岸を下ったが、アジア最南端(北緯1度)とアフリカ最南端(南緯34度)の緯度をはるかに越えているため、そこが「新大陸」であることに気づいた。これに基づき1503年頃に論文「新世界」を発表した。ヨーロッパの古代からの伝統的世界観(世界はアジア・アフリカ・ヨーロッパの三大陸)を覆すこの主張は、当時の最先端の知識人たちにセンセーショナルに受け入れられた。

「ネル着ても新大陸は凍えそう アメリゴ に 端遊」

ネルが5月の季語です。起毛の柔かいフランネルの略です。アメリゴは寒さが厳しくて南緯50度で引き返しました・・・コロンブスが到達したのはインドではなく「新大陸」であるとしたアメリゴに因み、ドイツの地理学者ヴァルトゼーミュラーが「アメリカ」と名付けることを提唱しました。

習字は、「ネル着ても」は重ね着のように、「新大陸は」はスッキリと、「凍えそう」はそれなりに、というつもりで書きました。


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