川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

温め酒 173 アンリ2世

昨日、大腸がんの手術・入院について詳しい説明がありました。ステージⅡaでした。面会は全てダメ、4人部屋だと無料、には驚きました。今日の朝も善福寺川沿いを走って来ました。 

「世界史1200人」173 アンリ2世(1519〜1559)

フランス王。28歳で王位に就き、父・フランソワ1世の対外政策を引き継ぎ、ハプスブルク家スペイン王カルロス1世とイタリア戦争を戦った。しかし、ハプスブルク家の優位は動かず、やむなく「カトー・カンブレジ条約」を結び撤退した。和解後、カルロス1世の息子フェリペ2世とアンリ2世の娘エリザベートの婚姻が行われたが、その祝宴の馬上槍試合で、アンリ2世は偶発的に右目を貫かれる事故に遭う。手は尽くされたが、その傷がもとで死去した。アンリ2世の死後、フランス国内は40年近くにわたって、カトリックプロテスタントが争う「ユグノー戦争」が起こることになる。

「温め酒ガブリと呑んでおさらばじゃ アンリ2世 に 端遊」

温(ヌク)め酒が10月の季語です。何しろ目を貫かれたのですから、麻酔も無いでしょうし・・・アンリ2世はカトリーヌを王妃としましたが、結婚後も家庭教師のディアーヌ・ド・ポワチエを愛人としていたため、カトリーヌとは不仲であったとされます。

習字は、「温め酒」は柔らかく、「ガブリと呑んで」大胆に、「おさらばじゃ」はフワリと、というつもりで書きました。


f:id:tanyuu4792:20221028104343j:image