川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

薪能 322 エルカノ

朝、善福寺川沿いを走ってきました。台風2号与那国島から逸れたコースを進みそうなので、少し安心しました。

「世界史1200人」322 エルカノ(?〜1526)

スペイン・探検家。フィリピンでの原住民との戦いによるマゼランの死後に、航海を指揮してスペインに帰還し、世界一周を成就した。265名いた乗員は帰還時には18名にまで減っていた。香料諸島から持ち帰った香辛料により乗員たちはそれぞれ富を得、エルカノには地球の図に「我を一周せし最初の者」とかかれた紋章と、多額の年金がカルロス1世より与えられた。

「一周の十八人だ薪能 エルカノ に 端遊」

薪能(タキギノウ)が5月の季語です。四方に篝火が焚かれた能舞台で演じられます。18人には数え切れない物語があったかな・・・帰還地には18人のレリーフがあります。エルカノは香料諸島へと再度の世界一周を試みましたが、壊血病と栄養失調により太平洋上で死去しました。

習字は、「一周の」はスッキリと、渦巻きは不規則に、「十八人だ」は強く、「薪能」は大胆に、というつもりで書きました。


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