川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

みせばや 369 ボッカチオ

朝、台風6号はかなり遠ざかりましたが、雨が降っていたのでバイクを漕ぎました。暴風警報も終了し、ゴミ収集車が巡回しています。

「世界史1200人」369 ボッカチオ(1313〜1375)

文学者・人文主義者。物語集「デカメロン」は近代の人間解放と中世の終末を告げる記念碑的作品となった。ダンテの50歳ほど年下であるが、最も早いダンテの理解者・賛美者であった。戯曲とのみ題されていたダンテの叙事詩に神聖なる冠辞を付け、「神曲」の名を定着させたのはボッカチオである。また、ペトラルカとは親交が深く、その創作活動はイタリア・ルネサンスの先駆けにもなった。

「みせばやー!人間讃歌デカメロン ボッカチオ に 端遊」

みせばやが8月の季語です。葉は三枚づつ輪生し、花は球状に群がり咲き「誰に見せばや」の意からの名です・・・代表作は「デカメロン」ですが、初期には「女神ディアーナの狩り」「フィローストラト」などが、帰国してからは「テーセウス物語」「名婦列伝」「異教の神々の系譜」などがあります。

習字は、「みせばやー!」は勢いよく、「人間讃歌」は強く大胆に、「デカメロン」は楽しく、というつもりで書きました。


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