川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

秋麗(ウララ) 418 パスカル

朝、善福寺川沿いを走ってきました。今回初めて、若い男性を抜きました。僕が早い訳ではないのですが・・・

「世界史1200人」418 パスカル(1623〜1662)

フランス、哲学者・自然哲学者・物理学者・思想家・数学者・キリスト教神学者・発明家・実業家。神童として数多くのエピソードを残した。17歳の時には、機械式計算機の構想・設計・製作に着手し2年後に完成させた。父親の徴税官の仕事を楽にしようとしたとも言われている。この計算機の設計・製作に過度に没頭したことが、寿命を縮める原因のひとつとも言われ、三十代で逝去している。「人間は考える葦である」などを含む遺稿集「パンセ」は有名である。パスカルの三角形・パスカルの原理・パスカルの定理などの発見でも知られる。

「秋麗(ウララ)僕は何でも知っている パスカル に 端遊」

秋麗(ウララ)が10月の季語です。空は高く澄み、何をするにも気分の良いことです。パスカルだったら「何でも知ってるよ」と言ったかも・・・「人間は考える葦である」とは「人間は自然の中では矮小な生き物にすぎないが、考えることによって宇宙を超える」というパスカルの哲学者としての宣言を表しています。

習字は、「秋麗」は明るく、「僕は何でも」はスッキリと、「知っている」はすまして、というつもりで書きました。


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