川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

夜長 406 ライプニッツ

昨日は、幕張メッセに行き「東京ゲームショウ2023」を見てきました。嫁さんも僕もクタクタになりました。で、今日はランを休みました。

「世界史1200人」406 ライプニッツ(1646〜1716)

ドイツ、哲学者・数学者・物理学者。大学教授の子として生まれ、大学では哲学・法学・数学を学んだ。パリやロンドンにも遊学し、デカルトスピノザ、ロックらの思想を学んだ。ライプニッツの哲学「単子(モナド)論」は、世界の全てのものは「真に分割不可能なモナドの集まり」とする考え方で、大陸合理論とイギリス経験論を包括しようとする思想であった。「微分積分法の発見」はニュートンとどちらが先か、今でも論争が続いているが、現在使われている微分積分の記号はライプニッツが考案したものである。

「世の全てモナドが明かす夜長かな ライプニッツ に 端遊」

夜長が9月の季語です。夕食後もひと仕事できそうな秋の夜長です。モナド論の理解は秋の夜長でも大変そうです・・・当時、ドイツではライプニッツの業績を評価できる素地は未完成でした。晩年のライプニッツは不遇で、国内外の自分の理解者1000人あまりと文通して暮らしたといいます。

習字は、「世の全て」はサラリと、「モナドが明かす」は明るく、「夜長かな」はそれなりに、というつもりで書きました。


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