川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

ヒヨ 420 ボシュエ

朝、善福寺川沿いを走ってきました。今日は中年の男性を抜きました。抜いたら、抜かれないように走ろうと思うので、少し勇気がいります。

「世界史1200人」420 ボシュエ(1627〜1704)

フランス、司教・神学者政治学者。裕福な弁護士家庭の五男として生まれ、8歳から聖職者となるべく学んだ。54歳でモーの司教となり、プロテスタントを攻撃する一方、フランス・カトリック教会のローマからの自由をめぐる論争で雄弁を奮い、また静寂主義をめぐる論争で勝利し“モーの鷲”と呼ばれた。1685年に出版した「世界史叙説」では「神は国王を使者としており、国王を通じて人びとを支配している。・・・国王の人格は神聖であり、彼にさからうことは神を冒涜することである」という王権神授説を展開している。

「神授説ヒヨが忖度ひよひよと ボシュエ に 端遊」

ヒヨが10月の季語です。鵯(ヒヨドリ)のことです。6種類の声を鳴き分けます。鷲に睨まれて、とイメージしました。・・・ボシュエの晩年は、かつての婚約者との節度ある交友で知られ、彼女に与えたパリ近郊のモレオンをたびたび訪れたといいます。

習字は、「神授説」は強く、「ヒヨが忖度」は弱く、「ひよひよと」はそれなりに、というつもりで書きました。


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