川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

鳥渡る 421 グロティウス

土日は宮城に行き、従妹の家で線香を上げ、父母の墓参りをし、兄や友達とお酒を飲み、中学の同級生と会い、そして従兄と寿司を食べながら歓談しと、楽しく充実した2日間でした。今日の朝は、いつものように善福寺川沿いを走ってきました。

「世界史1200人」421 グロティウス(1583〜1645)

オランダ、法学者。自然法に基づく国際法の基礎を作ったことから、「国際法の父」「自然法の父」と称される。26歳の時に「自由海論」を著し、全ての国家は海上を自由に使うことができると主張した。36歳の時には神学論争に巻き込まれパリへ亡命した。フランス王ルイ13世は年金を与え、その生活を賄った。そして主著となる哲学の作品集を完成させた。中でも「キリスト教の真理」 は最初のプロテスタントのテキストブックであった。また、「戦争と平和の法」では自然法によって「戦争が法による規制を受ける」ことを展開した。

「戦争も自然法だぞ鳥渡る グロティウス に 端遊」

鳥渡るが10月の季語です。渡り鳥を指しています。自然の法で鳥渡る、戦争も法に従えと鳥渡る(伝え回る)とイメージしました。ちょっと無理があります・・・1702年、オランダの法学者コルネリウスは「海洋主権論」において、陸地を護るために大砲が届く範囲内の海の支配権(領海)は、その沿岸の国が保有するとしました。この主張は各国で支持され、領海は3マイルとするとされました。

習字は、「戦争も」は弱く、「自然法だぞ」は強く、「鳥渡る」はスッキリと、というつもりで書きました。


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