川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

カケス 422 ヴォルテール

朝、善福寺川沿いを走ってきました。検診を受け、宮城に行き、後はゆっくり東京の日常を楽しもうと思います。

「世界史1200人」422 ヴォルテール(1694〜1778)

フランス、哲学者・文学者・歴史家。歴史的にはロック(416)などとともに啓蒙主義を代表する人物とされる。自由思想家と接して影響を受け、風刺詩を書いてバスティーユ牢獄に投獄された。悲劇「エイディプス」(1718)で名声をあげ、後にイギリスに渡って先進的な文学・哲学・政治制度などに感銘を受けた。帰国後、イギリス社会を賛美した「哲学書簡」を書いたが、当局により弾圧を受けた。その後転々としたのち、スイス国境に近いフェルネーに住んで多彩な文筆活動を行った。合理主義を尊重し、特に教会の特権に対する反権力を唱え、後のフランス革命の精神的地盤の形成に大きな貢献をした。

「カケス鳴け反権力と国中に ヴォルテール に 端遊」

カケスが10月の季語です。晩秋になると人家の近くまで来てうるさく鳴きます。ものまねが上手いので「ハン・ケン・リョク」と鳴いたかな・・・ヴォルテールは一日にコーヒーを40~50杯も飲んでいました。かかりつけ医は、「あなたの大好きなコーヒーに殺されるだろう」と彼に警告していましたが、彼は80代まで生きました。

習字は、「カケス鳴け」は強く、「反権力と」はスッキリと、「国じゅうに」はおおらかに、というつもりで書きました。


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