川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

受験 436 結城政勝

朝、海沿いを走ってきました。今日は早く起きて、受験票をセブンイレブンのマルチコピー機で印刷する手順をまとめて、嫁さんにメールしました。

「日本史1200人」436 結城政勝(マサカツ;?〜1559)

下総結城氏第16代当主、戦国大名。兄の死を受けて家督を相続したとされる。積極的な領土拡大政策を行い、佐竹氏や小田氏、下野宇都宮氏とたびたび抗争し、領土を下総国から下野国、さらには常陸国にまで拡大した。しかし最大の功績は、領土拡大よりも有名な分国法である「結城氏新法度」を制定したことであった。1556年に定められたこの法は104条に渡り、飲食や衣類にまで及ぶ具体的な規定や、喧嘩口論に関する罰則などが定められた斬新的なものであったと言われている。絵を良く描いたようで、しばしば自画像などを描き、例えば茨城県の大雲寺には1552年の年記をもつ自画像が残る。

「食べ物は服は喧嘩は?受験っす 結城政勝 に 端遊」

受験が2月の季語です。法度を104条も覚えなくちゃいけない足軽になったつもりです・・・政勝は後継者に恵まれず、実子・明朝は先立って病死しています。明朝の死後、政勝は出家しましたが、晩年は病気がちで、小田氏治の反撃を受けて領土の一部を奪われています。

習字は、「食べ物は」はサラリと、「服は喧嘩は」は迫るように、「受験っす」は困ったように、というつもりで書きました。


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