川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

春動く 435 結城政朝

朝、久しぶりに隣町に行き、二人でいつものコースを走り、楽しくおしゃべりしてきました。昨日、石垣への切符をネットで買おうとしたら、予約まではスムーズでしたが、購入の段階でずっと“お待ち下さい”が出続けたので、ランの帰りがけに空港で購入してきました。

「日本史1200人」435 結城政朝(マサトモ;1479〜1547)

下総結城氏15代当主、戦国大名。2歳の時に父・氏広が没し、僅か3歳で家督を相続するが、重臣・多賀谷和泉守に専横を許す事になった。成人した政朝は和泉守を誅殺し、家中を取りまとめ戦国大名として脱皮させることにも成功した。その後、北関東随一の下野国・宇都宮成綱の娘を室に迎え、良好な同盟関係を築いた。成綱が死去すると、家督の宇都宮忠綱との関係が悪化したが、1526年の猿山合戦で大勝し、旧結城領を奪還して勢威を拡大し「結城氏中興の祖」とまで言われた。

「猿山の大勝どうじゃ!春動く 結城政朝 に 端遊」

春動くが2月の季語です。風も草木も春に向かっています。結城家にも春です・・・1527年に家督を子・政直に譲って隠居したが、その後も小山氏の内紛に乗じて子・高朝を小山氏当主に擁立し、小田氏等とも抗争を繰り広げた。

習字は、「猿山の」は騒がしく、「大勝どうじゃ!」は大胆に強く、「春動く」はスッキリと、というつもりで書きました。


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