川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

ナイター 500 宇喜多能家

朝、善福寺川沿いを走ってきました。音楽を聞きながら、春の朝の緑の中を走るのは本当に素敵で、嫁さんの学校体験にも負けないくらいだなァ、と思いながら走りました。

「日本史1200人」500 宇喜多能家(ヨシイエ;?〜1534)

浦上氏に仕えた武将。1499年の浦上村国との合戦では、落城寸前の時に能家が励ましたことで、城兵は奮戦し村国は兵を引き揚げた。また、1503年には兜に矢をうけ槍で突かれながらも奮戦し、乱戦を制して松田勢を敗走させた。さらに、主筋の赤松義村と1518年・1520年に渡って戦い、圧倒されながらも少数の兵を率いて朝駆けを行うなどして破り、浦上氏の下剋上をなしとげた。1531年に主君の浦上村宗が戦死した後は、砥石城で隠居生活を送ったが、1534年頃、村宗を排除した赤松晴政の勢力により砥石城にて殺害されたという。

「ナイターも朝駆けもだぞ下剋上 宇喜多能家 に 端遊」

ナイターが5月の季語です。下剋上のためには夜の戦いもあったろうな・・・1523年、浦上村国を討つため、先陣を務めた能家の次男・四郎が策略にあって討死すると、能家は自ら死地を求めて敵陣に突撃奮戦し、結果的に浦上軍に勝利をもたらし、そして出家しました。

習字は、「ナイターも」は楽しく、「朝駆けもだぞ」はそれなりに、「下剋上」は強く、というつもりで書きました。


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