川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

蓮の実 山代巴

昨日の夜は友と嫁さんの三人で、久しぶりに楽しくお酒を頂きました。で、朝は家でバイクを漕ぎました。明日来島する友人6人は無事に飛行機に乗り、那覇に向かっているようです。

今日の川柳は「女たちの20世紀」より、労働運動家・作家の山代巴。広島に生まれ、画家を志し東京美術専門学校へ入学するが、父の破産で女工となり、20歳の時に非合法の共産党へ入党する。25歳で結婚し京浜工場街で働き・運動するが、28歳の時、治安維持法違反により検挙され、拷問により流産し、夫も獄死していた。戦後は故郷の広島で女性運動に参加しつつ文筆活動を開始し、女性問題・被爆者問題など多くの作品を発表し、山代巴文庫としてまとめあげる。

「蓮の実の長き冬耐えスッと咲く 山代巴 に感じて 端遊」

蓮(ハス)の実が10月の季語です。花の散った後に、蜂の巣に似た円錐形の花托と種が残ります。大賀一郎博士は2000年以上前に土の中に落ちた種をが発芽させました。仏教では、泥の中から出てきて美しい花を咲かせるところから汚れのない花とされています。


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