川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

風除け 11 物部麁鹿火

昨日は大雨の中を生協の受け取りに行きました。昔、こんな日も一人で生協の荷物降ろしをしていたなァ・・・と、チョッと思い出しました。朝はバイクを漕ぎました。

今日は「日本史1200人」の第11番の物部麁鹿火(?〜535)です。

武烈天皇崩御後、継体天皇擁立を働きかけ、その即位後に大伴金村と共に再び大連に任ぜられる。512年、百済任那四県の割譲の際、麁鹿火は割譲の容認を伝える宣勅使となるが、妻からの諫めにより、病と称してその役を辞退する。527年、九州北部で反乱を起こした筑紫国造磐井の征討将軍に就任、翌年、筑紫三井郡にて磐井を破って処刑し、磐井の乱を平定した。

「風除けに妻の一言将軍に 物部麁鹿火 に感じて」

風除けが11月の季語です。天皇の命令を辞退するには、強い風除けが必要だっただろうな・・・百済への任那割譲を容認したことから大伴金村は失脚しました。妻が出来た人だったのか、その後の安閑天皇宣化天皇の代にも大連を務めています。


f:id:tanyuu4792:20201114095128j:image