川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

顔見世 23 蘇我入鹿

昨日、節酒したせいか、朝方に足は攣らず、スッキリ起きました。バイクを漕いで習字をし、朝食を食べてから、習字今月のベスト3を選びました。3ではなく5になりました。

今日は「日本史1200人」の第23番の蘇我入鹿(?〜645)です。

643年、父から独断で大臣を譲られ、自分の意のままになる古人大兄皇子を天皇につけようと図り、邪魔になる山背大兄王ら上宮王家の人々を自殺に追い込んだ。入鹿は実質最高権力者としての地位を固めたが天下は続かず、皇位継承のライバルだった中大兄皇子らにより、皇極天皇の御前で殺害された(乙巳の変)。

「四代目顔見世は派手首が飛び 蘇我入鹿 に感じて」

顔見世が11月の季語です。歌舞伎や狂言の役者は、新しい契約を結び、来年の演目を決めて、客に披露したそうです。入鹿はご存知、蘇我家の稲目・馬子・蝦夷に次ぐ四代目です。乙巳の変の絵では入鹿の首は重力に逆らうように上に飛んでいます。それにしても、入鹿は大いに畏敬され、人々は道に落ちているものも拾わなくなったと言われています・・・不思議です。

習字は首が飛んだように書きました。顔見世も派手な行事なので、そのように書いたら、「首が飛び」がチョッと沈みました。


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