川柳と習字を与那国島から

日本史と世界史を題材に最西端の島から!

年送る 34 額田王

昨日、8人目のコロナ発生が放送されました。じわじわ増えていくのか、チョッと心配です。今日の島は晴れています。

 今日は「日本史1200人」の第34番の額田王(ヌカタノオオキミ)です。

鏡王の娘と記録があり、皇族の歌人とされている。弟の大海人皇子(天武天皇)から愛され十市皇女を生んだ後、兄の中大兄皇子(天智天皇)から愛されたとされているが確証はない。

・茜指す紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る

・紫の匂へる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひめやも

の2首などをめぐって天智・天武両天皇との三角関係を想定する理解が一般にあるが、この2首は宴席での座興の歌ではないかとする説も有力視されている。

「年送る二人の皇子(ミコ)も星になり 額田王 に感じて」

年送るが12月の季語です。大晦日の夜に、行く年を静かに見守ることを指します。恋多き額田王が齢をとったら、行く年をどう感じるかな・・・額田王は60歳頃までは生きていたそうです。

習字は、携帯MNP移転の疲れが残り、うまく書けなかったのですが、甘酒にウィスキーを入れて飲んだらチョッと元気が出て、神様もチョッと助けてくれたようで、うまく書けました。


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